楠美恩三郎(読み)くすみ おんざぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「楠美恩三郎」の解説

楠美恩三郎 くすみ-おんざぶろう

1868-1927 明治-大正時代の教育者,作曲家。
慶応4年3月25日生まれ。楠美冬次郎の弟。館山漸之進(ぜんのしん)の甥(おい)。母校東京音楽学校(現東京芸大)の教授となり,オルガンと作曲をおしえる。明治43年尋常小学唱歌の編集委員。「星」などを作曲。家芸の平家琵琶(びわ)の採譜もおこなった。昭和2年10月8日死去。60歳。陸奥(むつ)弘前(ひろさき)(青森県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android