業報(読み)ゴウホウ

デジタル大辞泉 「業報」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほう〔ゴフ‐〕【業報】

前世過去におこなった善悪行為による報い。業果
[類語]応報報い祟り悪報果報

ごっ‐ぽう【業報】

ごうほう(業報)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「業報」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ほう ゴフ‥【業報】

〘名〙 過去に行なった善悪の行為の報い。または業因とその果報。業果。ごっぽう。
万葉(8C後)五・沈痾自哀文「其寿夭者業報所招 随其脩短而為半也」 〔大宝積経九六

ごっ‐ぽう【業報】

〘名〙 「ごうほう(業報)」の変化した語。
太平記(14C後)一一「纔(わづか)に四十三日の中に、皆滅びぬる業報(ゴッボウ)の程こそ不思議なれ」

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