極楽寺殿御消息(読み)ごくらくじどのごしょうそく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「極楽寺殿御消息」の意味・わかりやすい解説

極楽寺殿御消息
ごくらくじどのごしょうそく

六波羅殿御家訓』とともに,鎌倉時代の武将北条重時 (1198~1261) の家訓康元1 (56) ~弘長1 (61) 年頃成立。かな文で 98条より成り,武家としての心構えを説く。室町時代には,北条時頼が子の時宗に与えた『最明寺殿教訓書』に仮託されて広く流布し,武家家訓書の原型となった。

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改訂新版 世界大百科事典 「極楽寺殿御消息」の意味・わかりやすい解説

極楽寺殿御消息 (ごくらくじどのごしょうそく)

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