世界大百科事典(旧版)内の極紫外領域の言及
【紫外線】より
…波長が100nm以下になると薄い金属膜などが透過材として用いられるが,力学的強度は弱く,これで作った窓は大気圧には耐えられない。だいたい100nmから30nmの範囲を極紫外領域ということもある。この領域までは回折格子に垂直に近い角で紫外線を入射させる直入射型の分光器が使用できるが,これ以下の波長になると,格子面すれすれに光を入射させる,いわゆる斜入射型の分光器でないと良好な反射率が得られない。…
※「極紫外領域」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」