精選版 日本国語大辞典 「楽章」の意味・読み・例文・類語
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
音楽用語。西洋音楽の大きな楽曲(ソナタ、交響曲、協奏曲など)において、それを構成する完全に独立した部分、ないしは比較的独立性の強い部分をさす。各部分は第1楽章、第2楽章などとよばれる。多くの場合、それぞれに速度の指示がなされており、速い楽章を急速楽章、遅い楽章を緩徐楽章といったりする。こういった構成法をもつ楽曲の形式を多楽章形式というが、それに対してリストのピアノ・ソナタ ロ短調のように、部分に分割できない大きな楽曲の形式は単一楽章形式とよぶ。またベートーベンの交響曲第5番や同第9番のように、楽章が存在していても、一部切れ目なく演奏される楽曲も多い。なお組曲では、楽章とよばれる場合もあるが、通常、第1曲、第2曲……とよばれている。
[黒坂俊昭]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…(1)雅楽では,近代では,1曲を章・節・段と細分したときの最小単位に用いる。これは文章の細目用語の応用で,楽章・楽節・楽段とも用い,そのまま洋楽のmovement,phrase,periodの訳語にも用いる。ただし楽段という訳語の用い方は場合によって一定していない。…
※「楽章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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