構外(読み)コウガイ

デジタル大辞泉 「構外」の意味・読み・例文・類語

こう‐がい〔‐グワイ〕【構外】

建物などの囲いの外。また、ある施設が管轄する区域の外。「駅の構外」⇔構内

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「構外」の意味・読み・例文・類語

かまえ‐そと かまへ‥【構外】

〘名〙 屋敷のそと。一区画をなしている建物や敷地の外。⇔構内(かまえうち)
湯島詣(1899)〈泉鏡花〉二四「構外(カマヘソト)を廻って見ると」

こう‐がい ‥グヮイ【構外】

〘名〙 建物などの囲いの外。
日本下層社会(1899)〈横山源之助〉四「是等売店より菓物類を購求するを好まず、構外に出でて其の慾を充たすを快楽とはなす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android