構陥(読み)こうかん

精選版 日本国語大辞典 「構陥」の意味・読み・例文・類語

こう‐かん【構陥】

〘名〙 事実をまげたり偽ったりして人を悪く言い、罪におとしいれること。
日本外史(1827)一「下奴、恃過分之寵、構陥無罪、又敢欲我家」 〔後漢書‐順帝紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「構陥」の読み・字形・画数・意味

【構陥】こうかん

しくんで陥れる。〔後漢書、順帝紀〕王等、後らんことを懼(おそ)れ、に(樊)豊・(江)京と共に太子陷す。太子坐して廢せられ、濟陰王と爲る。

字通「構」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android