標準反射率(読み)ヒョウジュンハンシャリツ

デジタル大辞泉 「標準反射率」の意味・読み・例文・類語

ひょうじゅん‐はんしゃりつ〔ヘウジユン‐〕【標準反射率】

写真撮影における適正露出を決めるための基準となる反射率。18パーセントで、無光沢の灰色に相当する。→グレーカード

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

カメラマン写真用語辞典 「標準反射率」の解説

標準反射率

 適正露出を決める基準となる数値被写体が光を反射する割合白い物で約90%、黒い物で約4%)の、あらゆる物の平均値である反射率18%のこと。日本人の肌の反射率に近い数値でもある。この反射率をもつグレーの被写体を、見た目通りのグレーに再現できるように露出計は働くと言える。

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