権柄晴れて(読み)ケンペイハレテ

デジタル大辞泉 「権柄晴れて」の意味・読み・例文・類語

権柄けんぺいれて

天下晴れて。おおっぴらに。
二人が事を旦那訴訟、―念比ねんごろさする」〈浄・宵庚申

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「権柄晴れて」の意味・読み・例文・類語

けんぺい【権柄】 晴(は)れて

天下晴れて。公然と。おおっぴらに。大威張りで。
※浄瑠璃・日本武尊吾妻鑑(1720)四「いとまが出ればあか他人、娘は母に付さほう、けんぺいはれてやって見せう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android