横倒し(読み)ヨコダオシ

デジタル大辞泉 「横倒し」の意味・読み・例文・類語

よこ‐だおし〔‐だふし〕【横倒し】

《「よこたおし」とも》
横に倒すこと。また、横に倒れること。「電車が脱線して横倒しになる」
レスリングで、反動を利用して相手を抱き込み、頭と両足とでからだを弓なりにさせて相手をあおむけにする技。横くずし。
無法なことを押し通すこと。
「今日より女房にするから、いなす事はならぬとかねにする気の―」〈浮・世間猿〉
代金借金などをふみたおすこと。
証文のない事ぢゃと思うて―に出るのか」〈伎・桑名屋徳蔵
[類語]転倒転覆横転反転将棋倒し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android