横入(読み)よこいり

精選版 日本国語大辞典 「横入」の意味・読み・例文・類語

よこ‐いり【横入】

〘名〙 横からわってはいること。途中から加わってはいること。
※東寺百合文書‐ち・自明徳五年(1394)正月五日至応永元年(1394)八月三日・二十一口方評定引付「於横入輩者、当寺参住之後、過二夏、可補云云」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の横入の言及

【学侶】より

…いずれも最高位の検校(けんぎよう)にまで昇進できる。学侶の位階は大法師,入寺,三昧,山籠,阿闍梨と進むが,﨟次(ろうじ)に従うのを原則とし,途中学道3年目から加入するのを横入(おうにゆう)と称した。﨟次に応じて年俸や供料がついた。…

※「横入」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android