横風(読み)ヨコカゼ

デジタル大辞泉 「横風」の意味・読み・例文・類語

よこ‐かぜ【横風】

横から吹きつける風。
[類語]追い風順風向かい風逆風朝風夕風夜風松風まつかぜ松風しょうふう山風山颪谷風川風浜風潮風海風陸風熱風温風冷風雨風波風風浪風雪風雨無風微風そよ風軟風強風突風烈風疾風はやて大風颶風暴風爆風ストーム台風ハリケーンサイクロン神風砂嵐つむじ風旋風竜巻トルネード春一番春風しゅんぷう春風はるかぜ花嵐薫風風薫る緑風やませ涼風すずかぜ涼風りょうふう秋風野分き木枯らし空風寒風季節風モンスーン貿易風東風ひがしかぜ東風こち西風偏西風南風みなみかぜ南風はえ凱風北風朔風

おう‐ふう〔ワウ‐〕【横風】

[名・形動]偉そうに人を見くだす態度をとること。また、そのさま。大風おおふう
「やに―な失敬な奴だと思ったが」〈漱石坊っちゃん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「横風」の意味・読み・例文・類語

おう‐ふう ワウ‥【横風】

〘名〙 (形動) =おおふう(大風)
実隆公記‐大永五年(1525)閏一一月一二日「近衛坂事種々横風有其聞」

よこしま‐かぜ【横風】

〘名〙 横なぐりに吹く風。暴風。
万葉(8C後)五・九〇四「思はぬに 横風(よこしまかぜ)の にふふかに 覆ひ来ぬれば」

よこ‐かぜ【横風】

〘名〙 横手から吹く風。横ざまに吹く風。
※木工権頭為忠百首(1136頃)雪「玉だれをまなく靡かすよこ風の吹きしく雪やしとねなるらん藤原為忠〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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