精選版 日本国語大辞典 「樺」の意味・読み・例文・類語
かば【樺】
〘名〙 (「かにわ(樺)」の変化した語)
③ 経木(きょうぎ)の曲物(まげもの)の綴じつけや、弓の鳥打(とりうち)の上下、矢羽の上下などに巻く檀(まゆみ)や桜の白皮(あまかわ)。檀の皮を真樺(まかば)といい、桜の皮を鶉目樺(うずらのめかば)という。
※弁乳母集(11C後か)「まとに見る人しなければ梓弓かは離れたるここちこそすれ」
⑤ 色の名。樺色(かばいろ)。ただし、これは「かば(蒲)②」の誤用。
かんば【樺】
〘名〙 =かば(樺)
▼かんばの花《季・春》 〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
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