橋本金作(初代)(読み)はしもと きんさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「橋本金作(初代)」の解説

橋本金作(初代) はしもと-きんさく

?-? 江戸時代前期の歌舞伎役者
若衆歌舞伎女方。明暦2年(1656)禁制の下げ髪姿で京都の坂田定右衛門座に出演。また桟敷(さじき)で口論し,相手の武士が刀をぬいてあばれたため,京都の全劇場が興行停止処分をうける。役者を引退し大津茶店をひらくが,のち旅役者として信濃(しなの)(長野県)飯田で没したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android