橘知仲(読み)たちばなのともなか

朝日日本歴史人物事典 「橘知仲」の解説

橘知仲

没年:寛元4.7.11(1246.8.23)
生年:生年不詳
鎌倉時代西園寺家家司。知宣の子。承久の乱(1221)後,西園寺家が安芸国(広島県)沼田庄領家職を獲得すると,正検使として同庄の検注を行い,以後,彼の子孫は同荘領所を務めることとなる。また,院の作所奉行にも任じられている。

(本郷恵子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android