櫓投(読み)やぐらなげ

精選版 日本国語大辞典 「櫓投」の意味・読み・例文・類語

やぐら‐なげ【櫓投】

〘名〙 相撲のきまり手の一つ四つに組んでさらに踏み込み、相手内股自分の足に乗せてはね上げぎみにふり回して投げる技。上手まわしをひいている方の足で投げるのを「上手やぐら」、差し手から投げるのを「下手やぐら」という。
評判記古今役者物語(1678)「なげに取ては大なげ小なげ、はりまなげとておとすはやぐらなげ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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