欣幸(読み)きんこう

精選版 日本国語大辞典 「欣幸」の意味・読み・例文・類語

きん‐こう ‥カウ【欣幸】

〘名〙 心からよろこび、しあわせに思うこと。
※伊藤特派全権大使復命書附属書類(1885)天津談判「親しく貴国厚意の存する所を聞くは、我国の欣幸とする所なり」 〔晉書‐桓玄伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「欣幸」の意味・読み・例文・類語

きん‐こう〔‐カウ〕【×欣幸】

幸せに思って喜ぶこと。「欣幸の至り」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「欣幸」の読み・字形・画数・意味

【欣幸】きんこう(かう)

幸いとし喜ぶ。〔晋書、桓玄伝〕王之、を奉じて入りて太府に居る。~(劉)毅等、(桓)玄の首を傳し、大桁に梟(けう)す。百姓、欣幸せざる(な)し。

字通「欣」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android