精選版 日本国語大辞典 「款・欵」の意味・読み・例文・類語
かん クヮン【款・欵】
〘名〙
② 交わり。親しみ。よしみ。〔徐陵‐答李顒之書〕
③ よろこぶこと。
※三代実録‐貞観五年(863)八月一七日「安岑等自欵云」 〔宋孝武帝‐七夕詩〕
④ 文字をくぼめて刻むこと。または、鏡や鼎(かなえ)などにくぼめて刻まれた文字。→款識(かんし)。
⑥ 予算書、決算書などの分類に用いる語。部の下、項の上のまとめの単位。
※大蔵省事務章程節録‐明治四年(1871)八月一九日(法規分類大全)「上欵」
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