歌島荘(読み)うたのしまのしょう

世界大百科事典(旧版)内の歌島荘の言及

【向島[町]】より

…尾道水道を隔てて尾道市の向いにある向島の西の過半部と,その西に浮かぶ岩子(いわし)島とからなる。向島は古代の歌島(うたのしま)郷(《和名抄》)の地に比定され,中世には大炊寮(おおいりよう)領歌島荘となっており,塩年貢を納めていた。南部の高見山(283m)を中心に丘陵や台地が広がるが北部は平地で,江戸時代には城下の豪商天満屋によって富浜塩田が開かれ,昭和30年代まで製塩業が続けられた。…

※「歌島荘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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