歌川豊国(3世)(読み)うたがわとよくに

世界大百科事典(旧版)内の歌川豊国(3世)の言及

【青砥稿花紅彩画】より

…1862年(文久2)3月江戸市村座で,弁天小僧を13世市村羽左衛門(後の5世尾上菊五郎),日本駄右衛門を3世関三十郎,南郷力丸を4世中村芝翫(しかん)らが初演。3世歌川豊国の役者見立絵にヒントを得て,在来の日本駄右衛門らの人名をつかい,青砥藤綱をからませた白浪物。序幕鎌倉初瀬寺(はせでら)と2幕目御輿ヶ岳(みこしがたけ)では,弁天小僧菊之助,南郷力丸,忠信利平,赤星十三郎が日本駄右衛門を首領とする五人組盗賊団をつくる経緯が描かれるが,眼目は3幕目〈浜松屋の場〉以下。…

※「歌川豊国(3世)」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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