正射影(読み)せいしゃえい

精選版 日本国語大辞典 「正射影」の意味・読み・例文・類語

せい‐しゃえい【正射影】

〘名〙 直線または平面にまっすぐに写った図形の影。すなわち、一つの図形の各点からある直線、または平面に下ろした垂線の足の集まりを、その図形のその直線または平面への正射影という。〔工学字彙(1886)〕

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デジタル大辞泉 「正射影」の意味・読み・例文・類語

せい‐しゃえい【正射影】

ある図形上の各点から、直線または平面上に下ろした垂線の足の集まり。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「正射影」の意味・わかりやすい解説

正射影
せいしゃえい

射影」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の正射影の言及

【射影】より

…とくに,球とこの中心を通る平面αがあるとき,αに垂直な半径の端点Cから球面上の点をα上に射影することを立体射影という(図2)。平面上に平行でない2直線l,mがあるとき,この平面上の図形Fの点Pに対し,Pを通りmに平行な直線がlと交わる点をP′として,PにP′を対応させることをFmの向きにl上に平行射影するといい(図3),とくにmlと直交するとき,Fl上に正射影するという。空間に平行でない1直線mと1平面αが与えられたとき,空間内の図形Fの点Pに対し,Pを通りmに平行な直線がαと交わる点P′を対応させることをFmの向きにα上に平行射影するといい(図4),とくにmとαが直交するとき,Fをα上に正射影するという(図5)。…

※「正射影」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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