此れ式(読み)コレシキ

デジタル大辞泉 「此れ式」の意味・読み・例文・類語

これ‐しき【×此れ式/是式】

[連語]《「しき」は副助詞物事内容程度などが問題とするに足りないほどであることをいう語。たかがこれくらい。「―のことではあきらめない」
[名]近世、わいろ、袖の下などを婉曲にいう語。
「―をさいさいつかはしける間」〈仮・可笑記・四〉
[類語]さしもあれほどあんななにほどかばかりこれほどそれほどさほどさのみさまでどれほどいかほどそれくらいこのくらいこれくらいこればかりこれっぽっちこれきりこれっきりこれだけそれしき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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