武田繁太郎(読み)たけだ しげたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武田繁太郎」の解説

武田繁太郎 たけだ-しげたろう

1919-1986 昭和時代後期の小説家
大正8年8月20日生まれ。昭和26年部落問題をえがいた「風潮」で文学者賞。27年生野の変に取材した「生野銀山」が芥川賞候補となる。34年芦屋マダムの生態をえがいた「芦屋夫人」が猥褻(わいせつ)文書として発禁処分をうけ,話題となった。昭和61年6月8日死去。66歳。兵庫県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android