歩売買(読み)あゆみばいばい

精選版 日本国語大辞典 「歩売買」の意味・読み・例文・類語

あゆみ‐ばいばい【歩売買】

〘名〙 取引所相場で、売り方、買い方が相互相手をみつけて行なう売買。寄り付きと大引け以外の立会時間中に行なわれる。ざら場。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の歩売買の言及

【商品市場】より

…競売買には複数約定値段方式と単一約定値段方式とがある。複数約定値段方式はザラバ取引とか歩(あゆみ)売買とも呼ばれ,多数の買手の中で最高値を唱えた者と多数の売手の中から最安値を唱えた者が取引で優先的地位を占め,値段と数量が一致した順に片端から売買が成立していくやり方である。1対1で取引が成立する相対をベースにしているが,多数の売手と買手が一堂に会して進める組織的・継続的な売買で,競売買の一種に数えられる。…

※「歩売買」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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