歯並び(読み)ハナラビ

デジタル大辞泉 「歯並び」の意味・読み・例文・類語

は‐ならび【歯並び】

歯の並びぐあい。はなみ。「歯並びがよい」
[類語]歯列歯並み

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「歯並び」の意味・わかりやすい解説

歯並び
はならび

歯列のことをいう。ヒトの歯は永久歯32本、乳歯20本であり、通常はその半数ずつが上顎(じょうがく)、下顎それぞれの歯槽骨の上に一列に並び、馬蹄(ばてい)形の歯列をつくっている。永久歯列を咬合(こうごう)面(上下の歯列がかみ合う面)からみると、上顎は半楕円(だえん)形、下顎は放物線形であり、かみ合わせると上顎歯列が下顎歯列よりわずかに外にはみだしている。歯の数、個々の歯の萌出(ほうしゅつ)異常などによって歯列不正を生じたときは、歯列矯正の対象となる。

[市丸展子]

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