歳月（読み）さいげつ

精選版 日本国語大辞典

さい‐げつ【歳月】

〘名〙 としつき。年月。歳光。

※懐風藻（751）在常陸贈倭判官留在京〈藤原宇合〉「自_二我弱冠_一従_二王事_一、風塵歳月不_二曾休_一」

※和漢朗詠（1018頃）上「風雲は人の前に向うて暮れやすし、歳月は老いの底より還りがたし〈惟良春道〉」 〔史記‐淮南王安伝〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

さい‐げつ【歳月】

としつき。年月。「完成に一〇年の歳月を要する」「五年の歳月が流れた」
[類語]月日・年月としつき・年月ねんげつ・光陰・日月・星霜・風霜・時間

出典　小学館

普及版 字通

【歳月】さいげつ

年月。晋・陶潜〔劉柴桑（程之）に和す〕詩　栖栖(せいせい)たり（あわただしい）、世中の事　、共に相ひなり

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出典　平凡社「普及版 字通」

デジタル大辞泉プラス

歳月

司馬遼太郎の長編小説。1969年刊行。佐賀藩出身の政治家、江藤新平を主人公に据えた歴史小説。

出典　小学館