死ぬ者貧乏(読み)シヌモノビンボウ

デジタル大辞泉 「死ぬ者貧乏」の意味・読み・例文・類語

もの貧乏びんぼう

生きていれば、よい目を見ることもあるので、死んだ者がいちばん損であるということ。
[類語]命あっての物種死んでの長者より生きての貧乏死んで花実が咲くものか

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「死ぬ者貧乏」の解説

死ぬ者貧乏

死んだ者がいちばんの損である。死んだ人は忘れられるだけであるし、死後のむごい仕打ちにも抗弁できない。生きていれば、どんなよい目にあわぬとも限らないのに、死んでしまってはおしまいである。

[類句] 死ぬ者は損/死ねば死に損、生くれば生き得

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