死戦(読み)しせん

精選版 日本国語大辞典 「死戦」の意味・読み・例文・類語

し‐せん【死戦】

〘名〙 命がけで戦うこと。また、その戦い死闘
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)五「小むつを後陣大将にてけふを死戦(シセン)と押しよせたり」 〔六韜‐虎韜略地〕

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デジタル大辞泉 「死戦」の意味・読み・例文・類語

し‐せん【死戦】

命がけの戦い。死闘。
独立の為に、―を為すのほさきは」〈竜渓経国美談

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普及版 字通 「死戦」の読み・字形・画数・意味

【死戦】しせん

決死で戦う。〔漢書、李陵伝〕上(しやう)、陵の死戰せんことを欲し、陵の母を召して、相をして之れをしむるも、死喪の色無し。後、陵のるを聞き、上、怒ること甚だし。

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