死門(読み)しもん

精選版 日本国語大辞典 「死門」の意味・読み・例文・類語

し‐もん【死門】

〘名〙 (死はあの世にはいるときの関門であるところから) 死。死去
※早稲田大学図書館所蔵文書‐宝亀三年(772)八月一一日・出雲国員外掾大宅船人解「牒、得下身病、幾致死門
曾我物語(南北朝頃)二「伯陽九十九の年、しもんにのぞまむとせし時」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「死門」の意味・読み・例文・類語

し‐もん【死門】

《この世からあの世へ入る関門の意から》死。死去。「死門に及ぶ」「死門に臨む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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