残念閔子騫(読み)ザンネンビンシケン

デジタル大辞泉 「残念閔子騫」の意味・読み・例文・類語

残念ざんねん閔子騫びんしけん

「残念」を孔門十哲の「顔淵がんえん」にかけ、同じく十哲の「閔子騫」と続けたしゃれ。
「是等の事をわきまへぬとは、はて―」〈滑・浮世床・初〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「残念閔子騫」の意味・読み・例文・類語

ざんねん‐びんしけん【残念閔子騫】

〘名〙 (形動) 「論語‐先進」の「徳行には顔淵・閔子騫・冉伯牛仲弓」の口ずさみに、「残念」の語呂を合わせた、漢学書生に始まる地口
浮世草子・分里艷行脚(1716)四「扨(さて)も残念(ザンネン)びんしけん」

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