残欠・残闕(読み)ざんけつ

精選版 日本国語大辞典 「残欠・残闕」の意味・読み・例文・類語

ざん‐けつ【残欠・残闕】

〘名〙 一部分が欠けていて、不完全なこと。また、そのもの。
大乗院寺社雑事記‐康正三年(1457)正月二三日「抑此両供は、正月中に他界すれば、残闕とて、当年の毛より新補之躰拝領するなり」
※授業編(1783)五「古書残缼(ザンケツ)して後人補綴し自己の論説を加えたるもあり」 〔漢書芸文志

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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