残生(読み)ザンセイ

デジタル大辞泉 「残生」の意味・読み・例文・類語

ざん‐せい【残生】

年をとって、残り少なくなった人生余生

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精選版 日本国語大辞典 「残生」の意味・読み・例文・類語

ざん‐せい【残生】

〘名〙 年をとって残り少ない生涯。おいさきの短い命。余命いくばくもない命。また、その人。余生。残喘
本朝文粋(1060頃)一・山家秋歌〈紀長谷雄〉「秋水冷暮山清、三間茅屋送残生
※上杉家文書‐天文一一年(1542)四月五日・上杉玄清(定実)起請文字「連々世上大くつ安閑無事に、残生過し度計候」 〔杜甫‐奉済駅重送厳公詩〕

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普及版 字通 「残生」の読み・字形・画数・意味

【残生】ざんせい

余生。〔宋書、長沙景王道伝〕(劉秉の妻氏)(つね)に秉(へい)に謂ひて曰く、君富貴已(すで)に足る。故に應(まさ)に兒子の爲に計を作(な)すべし。年、五十に垂(なんなん)とす。殘生何ぞ(をし)むに足らんやと。

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