残簡(読み)ざんかん

精選版 日本国語大辞典 「残簡」の意味・読み・例文・類語

ざん‐かん【残簡】

〘名〙 一部または大部分が失われてしまった残りの文書。散逸した残りの文書。きれぎれに残ったかきもの。残簡零墨。〔宋史‐欧陽脩伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「残簡」の意味・読み・例文・類語

ざん‐かん【残簡/残×翰】

一部またはかなりの部分が失われて不完全な形で残っている文書。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「残簡」の読み・字形・画数・意味

【残簡】ざんかん

書の残片。〔宋史、欧陽脩伝〕好古嗜學、金石、斷、一切拾し、異同稽す。~之れを集古と謂ふ。

字通「残」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android