殯斂(読み)ヒンレン

デジタル大辞泉 「殯斂」の意味・読み・例文・類語

ひん‐れん【××斂】

死者を埋葬するまで、棺に納めてしばらく安置すること。かりもがり。
「以て殉節の士を祭り、厚く―を加え」〈東海散士佳人之奇遇

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「殯斂」の読み・字形・画数・意味

【殯斂】ひんれん

納棺してかりもがりする。〔後漢書、符融伝〕(符融)妻す。にして殯斂無し。人、爲に棺へんと欲す。融肯て受けず。曰く、古のするは、之れを中野(す)つ。唯だ妻子以て志を行ふべし。但だ土に(つ)いて埋するのみと。

字通「殯」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android