(読み)るまた

精選版 日本国語大辞典 「殳」の意味・読み・例文・類語

る‐また【殳】

〘名〙 (「ル」と「又」との合字のような形であるところからいう) 「ほこづくり(殳旁)②」の別称。「段」「殿」「股」などの「殳」の部分
落葉集(1598)小玉篇「殳 るまた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【武器】より

…この剣の性質をもたせて,より小型化したものが首(ひしゆ)すなわち〈あいくち〉で,隠し持つことができるので暗殺などの目的にかなっていた(刀剣)。 殳(しゆ)は木製の棍棒で,竹を割ってそれを麻布でつつみ,さらに糸を巻いた上に漆を塗ったものが多かった。別に堅い木を使うこともあった。…

※「殳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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