殻竿(読み)カラザオ

デジタル大辞泉 「殻竿」の意味・読み・例文・類語

から‐ざお〔‐ざを〕【殻×竿/唐×竿/連枷】

豆類や、粟・稲・麦などの脱穀に用いる農具。竿の先にくるるを設けて打棒を取り付けたもの。打棒を回転させながら振り下ろして穀類を打つ。まいぎね。くるりぼう。むぎうち。れんか。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

旺文社日本史事典 三訂版 「殻竿」の解説

殻竿
からさお

江戸時代の農具
唐竿」とも書く。竿の先につけた短い竿をまわしながら,地面にひろげた穀類・豆類をたたいてからを除く農具。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android