比目の枕(読み)ヒモクノマクラ

デジタル大辞泉 「比目の枕」の意味・読み・例文・類語

ひもく‐の‐まくら【比目の枕】

男女が枕を並べて寝ること。同衾どうきん共寝。〈運歩色葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「比目の枕」の意味・読み・例文・類語

ひぼく【比目】 の 枕(まくら)

謡曲百万(1423頃)「結びも留めぬ徒夢(あだゆめ)の、長き別かれと成り果てて、比目(ひぼく)の枕頻波(しきなみ)の、あはれはかなき契りかな」

ひもく【比目】 の 枕(まくら)

(比目魚二匹並んで泳ぐというところから) 男女が枕を並べて寝ること。同衾(どうきん)すること。共寝。ひぼくの枕。〔運歩色葉(1548)〕

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