毫接寺(読み)ごうしょうじ

百科事典マイペディア 「毫接寺」の意味・わかりやすい解説

毫接寺【ごうしょうじ】

福井県越前市にある真宗出雲路(いずもじ)派本山。親鸞(しんらん)61歳の時,京都出雲路に開創し,長子善鸞(ぜんらん)に付与。のち覚如(かくにょ)が復興し,子の善入(ぜんにゅう)を住せしめたという。兵火に遭って,1340年に越前(えちぜん)山本荘に再建一向一揆(いっこういっき)により焼亡,1603年現在地に再興。江戸時代天台宗の青蓮(しょうれん)院の院家になっていた。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android