気を兼ねる(読み)キヲカネル

デジタル大辞泉 「気を兼ねる」の意味・読み・例文・類語

・ねる

遠慮する。気がねをする。
「一家分散後は…よそ目にも気の毒なほど―・ねる」〈蘆花思出の記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気を兼ねる」の意味・読み・例文・類語

き【気】 を 兼(か)ねる

他人に対して気をつかう。気がねをする。遠慮をする。
評判記色道大鏡(1678)一四「夫の機嫌をはかり、姑の気(キ)を兼(カ)ね、子共おふしたつるなど」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android