気脈(読み)キミャク

デジタル大辞泉 「気脈」の意味・読み・例文・類語

き‐みゃく【気脈】

血液の通う道筋
仲間うちなどでの、考え・気持ちのつながり。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「気脈」の意味・読み・例文・類語

き‐みゃく【気脈】

〘名〙
① (「気血脈絡」の意) 血液の通う筋道
史記抄(1477)一四五臓六腑の気脉の行処を」 〔塩鉄論軽重
② 他と気持のつながりがつく道。
文明開化(1873‐74)〈加藤祐一〉初「神と我が魂とは、気脈(キミャク)の通じて居る様なものじゃ」 〔張居正‐答薊遼総督〕

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普及版 字通 「気脈」の読み・字形・画数・意味

【気脈】きみやく

血気の循環するすじ。そのつながり。〔塩鉄論、軽重〕鵲息を撫して、疾の由りて生ずるを知る。陽氣んならば則ち之れを損して陰をし、んならば則ち之れを損して陽をす。是(ここ)を以て氣和して、氣留まる無し。

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