水かけ菜(読み)みずかけな

事典 日本の地域ブランド・名産品 「水かけ菜」の解説

水かけ菜[葉茎菜類]
みずかけな

北陸甲信越地方、山梨県の地域ブランド。
都留市生産されている。明治時代末頃から桂川流域の富士吉田市と都留市では栽培されていたという。昭和に入って生産が拡大したが、高齢化・宅地化で生産量減少。現在では都留市でのみ栽培されている。冬季でも凍らない富士山湧水をかけ流して栽培することから、水かけ菜の名がある。あくが少なくやわらかい点を特徴とする。雑煮・おひたしなどに利用される。出荷は12月中旬から4月中旬。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「水かけ菜」の解説

水かけ菜

栃木県日光市で生産される葉物野菜体菜(たいさい)とアブラ菜の交雑種で、江戸時代から栽培が続いている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android