水出し(読み)ミズダシ

デジタル大辞泉 「水出し」の意味・読み・例文・類語

みず‐だし〔みづ‐〕【水出し】

茶やコーヒーを水に入れ、時間をかけて抽出すること。タンニンが出ず、渋みが少ない。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「水出し」の意味・わかりやすい解説

水出し
みずだし

夏の水遊びに使う水物玩具。水出し物ともいう。江戸時代には水車水鉄砲などがあり,明治以後金属,ゴムセルロイドなどを材料に使った水出し物が出現した。明治後期にブリキ製の水出し物が大阪で大量につくられた。水出し福助はブリキの細いパイプで流水を利用して水車を回し,その作用で福助人形が太鼓をたたくもので,この種玩具の代表的な一つ。第2次世界大戦後はビニル製品が主流となり,プール物,海水浴物,雑物に大別される。

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飲み物がわかる辞典 「水出し」の解説

みずだし【水出し】


茶やコーヒーなどを水でいれること。抽出に時間がかかるが、渋みが少なくまろやかな味わいになる。

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