水天髣髴・水天彷彿(読み)すいてんほうふつ

精選版 日本国語大辞典 「水天髣髴・水天彷彿」の意味・読み・例文・類語

すいてん‐ほうふつ ‥ハウフツ【水天髣髴・水天彷彿】

〘名〙 遠い海の沖合いの水と空とがひとつづきになって見分けがつかないこと。
※山陽詩鈔(1833)四・泊天草洋「雲耶山耶呉耶越、水天髣髴青一髪」
良人自白(1904‐06)〈木下尚江〉続「彼が渺茫たる太平洋の水天髣髴と云ふ大観に見惚れて居た時」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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