精選版 日本国語大辞典 「水掛論」の意味・読み・例文・類語
みずかけ‐ろん みづかけ‥【水掛論】
〘名〙 (狂言「水掛聟」に見られるような、互いに自分の田に水を引こうとする争いからとも、「水かけ合い」のような議論の意からともいう) 双方が互いに自分の立場、主張を固執して言い張って、はてしなく争うこと。双方とも互いの理屈を繰り返し、解決しない議論。水かけあい。
※天理本狂言・連尺(室町末‐近世初)「それは水かけろんと云物で、やくにたたぬ」
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