水瓶・水甕(読み)みずがめ

精選版 日本国語大辞典 「水瓶・水甕」の意味・読み・例文・類語

みず‐がめ みづ‥【水瓶・水甕】

[1] 〘名〙
① 飲み水などを貯えておく瓶。
法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747)「合白銅水瓶壱拾陸口」
酒瓶。また、瓶に入った酒。
蔭凉軒日録‐延徳三年(1491)五月四日「自長奥方水瓶一云、近日依醞味悪之」
[2] (水甕) 短歌雑誌。大正三年(一九一四尾上柴舟を中心に石井直三郎岩谷莫哀赤木桁平(こうへい)・出隆らによって創刊。昭和二年(一九二七)名古屋の「青樹」を合併個性を尊重し、歌風は穏健。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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