氷梅(読み)こおりうめ

精選版 日本国語大辞典 「氷梅」の意味・読み・例文・類語

こおり‐うめ こほり‥【氷梅】

〘名〙 模様一つ一面に割れめのある氷(氷割(ひわれ)模様)のところどころに梅花を散らしたもの。
※狂歌・千紅万紫(1817)「氷梅のかたある衣きたる女の絵に」

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デジタル大辞泉 「氷梅」の意味・読み・例文・類語

こおり‐うめ〔こほり‐〕【氷梅】

染め模様の名。氷の割れ目全体に描き、ところどころに梅の花を散らしたもの。

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