永久シード(読み)えいきゅうしーど

知恵蔵 「永久シード」の解説

永久シード

実績により特権を与え、日本のトーナメントに永久的に出場できる制度。取得資格はPGALPGAでは異なり、PGAはツアー制度が施行された1973年以降、国内のツアーで通算25勝以上を挙げた者と定めている。有資格者は2006年8月現在、尾崎将司(94勝)、青木功(51勝)、中嶋常幸(47勝)、尾崎直道(29勝)、倉本昌弘(28勝)。国内で通算54勝している杉原輝雄(28勝)。LPGAは組織が発足した当時は日本女子オープンと日本女子プロ選手権で各2勝以上した者としていたが、92年からツアー通算30勝を追加、さらに95年から30勝以上に限定。資格者は樋口久子(69勝)、ト阿玉(58勝)、大迫たつ子(45勝)、岡本綾子(44勝)、森口祐子(41勝)、不動裕理(40勝)。

(岡田忠 スポーツジャーナリスト / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android