永久ラント平和令(読み)えいきゅうらんとへいわれい

世界大百科事典(旧版)内の永久ラント平和令の言及

【ラント平和令】より

…その後,中世後期においては,個々の領邦(ラント)を妥当範囲とするラント平和令が主流となる。そして,こうした長期の法発展の到達点をなしたのが1495年,ウォルムスの帝国議会で制定された永久ラント平和令der Ewige Landfriedeであり,ここにフェーデは,建前上,無条件,恒久的に禁止されることとなった。この治安立法が刑法発達史,国家権力形成史のうえで果たした役割はきわめて大きい。…

※「永久ラント平和令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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