永原与蔵(3代)(読み)ながはら よぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「永原与蔵(3代)」の解説

永原与蔵(3代) ながはら-よぞう

1850-1910 幕末-明治時代の陶工
嘉永(かえい)3年生まれ。出雲(いずも)(島根県)布志名(ふじな)焼の名工として知られる。ろくろさばきがみごとで,色絵の茶碗(ちゃわん)や写しに技をみせた。明治43年死去。61歳。初名は房太郎。名は房則。印号は雲永。別号に洞雪。通称永助とも。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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