江上(読み)こうじょう

精選版 日本国語大辞典 「江上」の意味・読み・例文・類語

こう‐じょう カウジャウ【江上】

〘名〙
大河の上。また、大河や入江などのほとり。
※凌雲集(814)奉和春日暮宿江頭亭子〈嵯峨天皇〉「君王猟罷日云暮。江上郵亭駐綵輿
中国で、特に、揚子江(ようすこう)の上、また、ほとりをいう。〔史記‐伍子胥伝〕

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デジタル大辞泉 「江上」の意味・読み・例文・類語

えがみ【江上】

姓氏の一。
[補説]「江上」姓の人物
江上波夫えがみなみお
江上不二夫えがみふじお

こう‐じょう〔カウジヤウ〕【江上】

《古くは「こうしょう」。もと揚子江のほとりの意》大きな川の上、またはほとり。
「―の破屋くも古巣をはらひて」〈奥の細道

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普及版 字通 「江上」の読み・字形・画数・意味

【江上】こうじよう(かうじやう)

江のほとり。唐・崔黄鶴楼〕詩 日關、何(いづ)れの處か是(ぜ)なる 波江上、人をして愁へしむ

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